ハワイにクラフトビールブームがきてる!
と勝手に思っているので、
ワイキキ・ブリューイング・カンパニーに続いて、
おすすめバーをもうひとつご紹介したい。
マウイのビールメーカー直営のバー
「マウイ・ブリューイング・カンパニー・ワイキキ」だ。
場所はワイキキのど真ん中、カラカウア通り沿い。
新しくなったインターナショナル・マーケットプレイス
(ツウは略して「インタマ」と呼ぶらしい)の隣のホテル
「ホリデイ・イン・リゾート・ワイキキ・ビーチ・コマー」の2階にある。
カラカウア通りという絶好の場所ながら、
2Fにあるせいか意外に日本人観光客に知られていない。
入口がわかりにくいということもあるかもしれない。
1Fの入口にはカウンターがあり、
女性の受付スタッフがにっこりと案内してくれる。
エレベーターで2Fに上がると、
吹き抜けの明るいフロアが広がっている。
テラス席も入れるとかなりの席数だ。
スタイリッシュなソファ席もくつろげるし、
開放感あふれるテラス席も心地いい。
フロア中央には大きなビールタンクがずらりと並ぶ。
実は本拠地マウイ店の工場兼バーにも行ったことがあるのだが、
そこでこちらのビールの味にすっかりはまってしまった。
にがみが少なくまろやかでコクがあり、
女性が好きな飲みやすい味だと思う。
ハワイのフルーツなどを使ったさ
まざまな個性派ビールが楽しめるのも特徴だ。
缶ビールもハワイでかなり流通しているメーカーだが、
ここの大きなビールタンクから直接注がれる新鮮なビールの味は、
やっぱり違う気がする。
このビアバーはご飯がおいしい点でもポイントが高い。
ロコモコやハンバーガー、アヒポケ、ピザなど
いたってシンプルなアメリカン&ローカル飯だが、
新鮮な地元産の肉や野菜を多く使い、
素材にこだわっているそうだ。
今回はロコモコとハンバーガーを注文する。
ロコモコはカウアイ島のバイソンの肉を使っているそう。
ハワイでは地元のバイソン肉がはやっているらしく、
このところほかの店でもちらほら見かける。
少しスモーキーな感じだが思ったよりくせが強くない。
このバイソンバーグの上にとろりと流れる半熟卵がたまらない。
ハンバーガーの方は厚切りベーコンがアクセントになったガッツリ系。
どれもおいしいのだが味が濃いので、ビールが進んでしまう。
ビールはこのビール会社のシグネチャーメニュー、
「ビキニブロンド」と「ココナッツヒヴァ」を頼んだ。
ココナッツヒヴァは飲みやすい黒ビールで、
ちょっとココナッツの香りがする。
ランチだとご飯はだいたいワンプレート15ドル前後。
ビールは$6~$9だ。
ここは海に面しているわけではないが、
にぎやかなカラカウア通りが眼下に広がり、
ヤシの木の向こうにピンクパレスが見える、とてもワイキキらしい場所。
ランチの時間、もしくはまだ明るいハッピーアワーがおすすめだ。
サンサンと太陽が降り注ぐテラス席でカラカウア通りを眺めながら、
冷えたビールを一杯。
ハンバーガーをガブリ。
これぞワイキキの正しい過ごし方という気がする。
2300 Kalakaua Avenue