カイルアのヘルシーカフェで紹介した
「ナル・ヘルス・バー&カフェ」が
ワード・カカアコエリアにある
サウスショア・マーケットに2号店を
オープンしたというので早速行ってみた。
高層ラグジュアリーコンドミニアムが
次々と建設され、近代化が進むワード・カカアコ
エリアに2016年11月に誕生したのが
サウスショア・マーケット。
ローカルブランドのショップやレストランが集まり、
ハワイのトレンドを発信するスポットとして
注目を集めている。
ワイキキからも比較的行きやすい場所で
ザ・バスの場合はワイキキから19、20、42番に乗り、
アラモアナ・ブルバードとクイーン・ストリートの
交差した付近で下車するのが便利だ。
ダクトがむき出しになったモダンなインテリアの
建物内には、ショップがずらり。
休憩用のスペースもあり、ロコたちがお茶をしながら
おしゃべりを楽しんでいる。
パソコンを使って仕事をしている人の姿もちらほら。
そんなオシャレ感漂うサウスショア・マーケットの
一角にオープンしたナル・ヘルス・バーは、
こじんまりとした空間に注文カウンターとキッチン、
イートインスペースがある小さなカフェ。
カイルア店と似た雰囲気の洗練されたインテリアが特徴だ。
店内のウォールアートはショップの
ネーミングにもなっている波がモチーフに。
カイルア店にも同様の作品があるが、
ワード店にはワイキキのロイヤル ハワイアン ラグジュアリー
コレクション リゾートが描かれている。
そして波の向きが逆というちょっとした違いも。
また、カイルア店と同じカフェオリジナルの
カップやバッグも販売されている。
両店とも提供しているメニューは同じだ。
たまたまお店にいたオーナーの一人、
ブラジル出身のクリスさんに
シグネチャーメニューのナル・ボウルの
こだわりについて聞いてみると
「アサイ本来の味を知ってもらいたかったので、
ジュースやミルクなどは混ぜていません。
ブラジルのアマゾンで育ったオーガニックアサイを
使っているのが自慢です」と答えてくれた。
ナル・ボウルをひとくち食べた瞬間、
「そうだ、アサイってこんな味だった!」と
10年以上前に本場ブラジルのスタンドでアサイジュースを
飲んだ時の濃いアサイの味の記憶が蘇ってきた。
トッピングされたフルーツも素材本来の甘みが強く、
それでいて甘さがくどくないバランス感が絶妙で、
これ目当てのリピーターが多いのも納得だ。
「アサイもいいけれど何か温かいものが食べたい!」
という人にはサンドイッチがおすすめ。
注文が入ってからスライスし、
たっぷりソースをからめたローストビーフは
しっとりやわらか。
野菜のシャキシャキとした食感、
とろりと溶けたチーズの塩味が後引く美味しさだ。
サウスショア・マーケットは
朝10時オープンのお店が多いが、
ここは9時にオープン。
ちょっと早めに訪れて朝食を楽しむのも良し、
ショッピングの合間のカフェ代わりに利用するも良し、
時間に追われることなくゆっくりと
こだわりのヘルシーフードを楽しみたい。